こんにちは!今回は、YouTube動画で紹介されていた野村弘行さんの著書『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』の内容を参考に、現代を生き抜く上で欠かせない「考える力」を養う3つの思考法について、ブログ記事としてまとめました。
この本は、単に問題を解くだけでなく、解説を読むだけでも頭が良くなると言われています。この記事を読んで、一緒に思考力を磨いていきましょう!
1. 論理的思考を高める問題
論理的思考とは、事実や情報を整理し、矛盾のない判断を下す能力のことです。この思考力を鍛えることで、複雑な問題に対しても筋道を立てて考え、適切な解決策を導き出すことができます。
この本では、3人の村人(天使、悪魔、人間)の発言から、彼らの正体を論理的に突き止める問題が紹介されています。
天使は常に本当のことを言い、悪魔は常に嘘をつき、人間は時々本当のことを言ったり嘘をついたりします。
このような限られた情報から、論理的に矛盾を排除していくことで、正しい結論にたどり着く練習ができます。
2. 発想力を高める問題(水平思考)
水平思考とは、既存の枠組みにとらわれず、自由な発想で新しいアイデアを生み出す力です。既成概念を一度取り払うことで、誰も思いつかないようなユニークな解決策を見つけることができます。
動画では、こんな問題が紹介されていました。
「ある学者が南に10km、東に10km、北に10kmと移動したにもかかわらず、元のテントに戻ってきた。この時、熊の色は何色か?」
この問題の答えは「白色」です。なぜなら、このような移動をして元の場所に戻れるのは、地球の北極点にいる時だからです。北極にいる熊はホッキョクグマなので、白色という答えが導き出されます。
このように、少し視点を変えるだけで、問題の解決策が見えてくることがあります。
3. 多面的思考を高める問題
多面的思考とは、物事をさまざまな角度から考える力です。これは、相手の視点に立って物事を予測する能力を養うのに役立ちます。
この思考法を試す問題として、命中率の異なる3人が水鉄砲バトルをする問題があります。
自分の命中率が最も低い場合、どうすれば自分が勝てるかという問いに対して、答えは「わざと最初の1発を外す」ことです。
この行動によって、自分よりも命中率の高い相手同士が戦う状況を作り出し、最終的に自分は有利な状況で1対1の対決に持ち込むことができるのです。これは、単なる命中率だけでなく、相手の行動を読み、戦略を立てることの重要性を示しています。
この本は、単なるクイズ形式の問題集ではなく、これらの思考法を鍛えるための実践的なツールです。日々の生活や仕事で「どうしていいかわからない」と立ち止まってしまったときに、今回紹介した3つの思考法を意識することで、新たな解決策が見つかるかもしれません。
最後に
さらに、本書にはこれらの問題以外にも、あなたの頭を刺激するユニークな問題が多数収録されています。ぜひ実際に手に取って、あなたの考える力を試してみてください。