「やろうと思っているのに、ついつい後回しにしてしまう…」と悩んでいませんか?
明日から本気を出す、次の休みからまとめよう、そう思っているうちに時間が過ぎてしまうのは、あなたの意思が弱いからではありません。実は、脳の仕組みに原因があったのです。
この記事は、学識サロンさんのYouTube動画の内容を参考に、菅原洋平さんの著書『すぐやる!「行動力」を高める科学的な方法』から、我慢や努力に頼らずに行動力を高める科学的なコツを、脳科学の視点からご紹介します。今日から実践できる3つの具体的な方法を知り、あなたも「すぐやる人」に変わりましょう。
習慣化の鍵は「睡眠」にあり!行動力を高める最初のステップ
睡眠不足は行動力低下の元凶
すぐに行動できる人間に共通するたった一つの習慣。それは**「睡眠不足にならないこと」**です。
睡眠不足の状態だと、脳の情報処理能力が劇的に低下します。その結果、「やろう」という思考を行動に移すための脳の機能が低下してしまうのです。
特に、起床から4時間後は脳が最も集中できるゴールデンタイムと言われています。このゴールデンタイムを最大限に活用し、高いパフォーマンスを発揮するためにも、質の良い睡眠の確保は欠かせません。
今日からできる!質の良い睡眠のための3つの法則
高価な寝具は不要です。今日から実践できる睡眠の質を高める科学的な方法を3つご紹介します。
- 朝日を浴びる
- 起床後、窓際で1m以内の距離で朝の光を浴びましょう。体内時計がリセットされ、16時間後に自然な眠気が来るサイクルが作られます。
- 翌朝の起きる時間を3回唱えてから眠る
- 寝る前に起きる時間を3回唱えることで、コルチゾールというホルモンが目覚めの時間に向けて分泌され、スッキリと起きられるようになります。
- 夕方に眠らず、できるだけ体を動かす
- 夕方頃に軽い運動やお風呂などで体温を一度上げると、体温が下がるタイミングで自然に眠気が訪れ、睡眠の質が向上します。
後回し防止の鉄則!余計なものに手を出さない環境づくり
「ちょっとだけ」とスマホやテレビに手を出してしまい、気づいたら時間が経っている…。これは、脳が興奮状態になってから、高い意思力を使って「やめる」という行動にブレーキをかけているためです。
意思力に頼らない!「元に戻す」仕組みの驚くべき効果
行動力の低さが問題なのではなく、**「余計なものが視界に入らない環境」**を作ることが重要です。
そのための具体的な方法は**「使ったものは元に戻す」**という、一見すると意外な習慣です。
脳が冷静なうちに「判断するタイミング」を作る
例えば、テレビのリモコンを定位置にしまう習慣をつけます。リモコンを取りに定位置に行った時、「今からテレビを見ようとしているんだ」という自覚が生まれます。
- ポイント: まだ脳が興奮していない冷静な状態で、「本当に今テレビを見る必要があるのか」を考えるタイミングを作れる点です。
この「なんとなく触る」環境をなくし、「触りたい時だけ触れる」仕組みを作ることで、意思力に頼らず、本来やるべきことに集中できるメカニズムが働くのです。
驚きの脳の仕組み!「ミラーニューロン」で行動力を伝染させる
「すぐやらない人」の行動パターンを無意識にコピーしている?
人の脳には、他人の行動を見ただけで、自分もその行動をしている時と同じ状態になる**「ミラーニューロン」という神経細胞があります。つまり、脳は周囲の人の行動を無意識に真似する**性質を持っているのです。
職場やチームに「すぐやらない人」がいる場合、その人の行動パターンをあなたの脳が無意識にコピーしてしまい、チーム全体に先延ばしの雰囲気が伝染する恐れがあります。
すぐやる人の近くに!席の位置を変えるだけで効果絶大
脳に真似させる相手を間違えないようにすることが、行動力を高める上で非常に重要です。
- 「すぐやらない人」への対策: 席替えを希望したり、パーテーションやファイルボックスなどで視界を遮るように工夫しましょう。
- 「すぐやる人」の活用: 逆に、すぐに行動する人の近くに座り、その人の作業が視界に入るようにします。可能であれば、同じ方向を向く横並びの状態にすると、効果的に行動パターンを真似しやすくなります。
席の位置を変えるという小さな工夫一つで、あなたの作業スピードや行動力は確実に変わっていくはずです。
最後に
「後回し」は、あなたの意思の弱さではなく、脳の仕組みからくるものです。
今回ご紹介した「睡眠の改善」「環境の整備」「周囲の人の活用」といった科学的な方法は、いずれも特別な道具や努力を必要としません。
この本には、本記事で紹介しきれなかった、脳科学的にすぐ行動できるようになるための具体的なノウハウがさらに詰まっています。残業時間をゼロにし、人生を変える行動力を手に入れたい方は、ぜひこの一冊を手に取ってみてください。

